FUSIONは上海に拠点を持つ中国に特化したデジタルマーケティング集団です。
日本製品を中国市場へ。中郵電商とのアライアンスによるチャイナポスト網を起用した越境EC物流「X-LOGI」(クロスロジ)をリリース

2021年6月3日

 

中国郵便網をインフラに持つ在香港の中郵電商有限公司とアライアンスにより日本発中国着の個人消費者向け物流サービスをローンチしました。

 

昨今、中国消費者向け越境ECへの日本企業参入が爆増する中、現地消費者の購入限度制度や税関処理や関税率に関わる部分での課題点が未だ解決されないなど、EC業務の中で最も重要と考えられる「物流」領域課題を、FUSIONの取引先を始めとする企業様の解決活動の中で中郵電商とのアライアンスを行いました。

 

目的は、上記のような課題点を郵便業務範囲での権限において消費者の購入限度額緩和、関税の事前処理(香港側処理)及び関税率優遇処置を提供して頂き、日本からの越境EC事業者の参入ハードルを下げること、そして消費者負担を軽減し、購入ハードルを下げる事を前提とし、現在、多くの越境EC事業者が課題としている「消費者の購入離脱率の低減」できるサービス提供です。

 

越境EC物流では解決が難しかった上記のようなポイントを解決した「X-LOGI」を提供することで消費者の購入離脱を改善でき、かつ、消費者負担であった関税も大幅な減額と商品カテゴリに関わらず、関税率の一定化が実現し、中国市場における日本製品の購買を加速化させる重要なツールになりうると思われます。

 

現在では弊社プロジェクトのひとつでもあるラグジュアリーブランド商品の日中越境EC物流のシームレス化を前提に、中国の既存ECプラットフォームで販売し、「X-LOGI」で配送のテスト稼働も完了し5月より本稼働しました。
※このサービスは弊社がリリースした越境ECプラットフォーム「U-tao™️」( https://www.fusion-information.co.jp/2021/04/27/195/ )でも採用しております。

 

 

■FUSIONについて
同社は、中国市場に特化したマーケティングカンパニーです。日系企業の中国市場参入に向けた戦略設計からマーケティング業務の運営を始め、テクノロジー領域におけるシステム環境の開発から提供までをFUSION中国上海法人と日本法人で行っております。
また、昨今では越境EC領域における課題点でもある物流や関税処理に注力し行郵領域にて優遇処置を受けられる環境が整い、日本製品の「認知、興味喚起」「購買」「顧客サポート」「物流」までを提供するサービスを追加しました。

 

■会社概要
社名:株式会社FUSION INFORMATION TECHNOLOGY
代表取締役:澤戸 明浩
本社住所:東京都渋谷区代々木2-20-19新宿東洋ビル301
http://www.fusion-information.co.jp

 

■中国法人
社名:上海富佳信息技術有限公司
拠点:上海市黄浦区龙华东路858号海外滩中心B座804室
開発センター:上海市浦東新区張江路368号21号楼206室

 

■本リリースに関する問い合わせ先
株式会社FUSION INFORMATION TECHNOLOGY
経営企画室     岸 宗春
info@fusion-information.co.jp