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【PR】ミルクティー専門店「J-TEA魔杰的茶」が上海外滩にオープン【周杰伦コラボ】

2020年3月6日

タピオカブーム、中国でもまだまだブームは続いています。

2019年は日本では「たぴる」が流行語大賞にノミネートさせる程、タピオカブームな年でした。

上海では以前からタピオカのお店が多く、新しいブランドが出て、消えての繰り返しで、ビジネスとしては非常に厳しい市場です。

そんな中、上海では中国有名芸能人がタピオカミルクティー店「J-TEA魔杰的茶」がオープンしたことが話題となりました。

その芸能人とは中国で最も有名な歌手の一人である「周杰伦 Jay Chou(ジェイ・チョウ)」です。

彼の人気は中国だけにとどまらず、日本においても熱狂的なファンがおり、過去に日本武道館で開催したコンサートチケットは、

発売開始30分で即完売するほどでした。

 

「飲食」×「eスポーツ」×「エンタメ」の3つが融合

そんな周杰伦プロデュースのタピオカミルクティー店は、「飲食」×「eスポーツ」×「エンタメ」の3つの融合がテーマ。

店内ではミルクティーやフードの提供(飲食)だけでなく、オンライン対戦ができる「ダーツマシン(eスポーツ)」や

周杰伦のコンサート衣装や関連グッズの展示、音楽試聴コーナー(エンタメ)など、テーマ通り飲食店という枠を飛び越えた

「アミュースメントパーク」と言えます。

オープン後、1週間で中国大手口コミサイト「大衆点評」では、「カフェ」カテゴリーで人気1位となるなど、

上海でも随一と言える観光地においても注目度は群を抜いています。

近年、中国ではこのように「飲食店」×「IP(芸能人や有名キャラ)」という飲食店が増加しているケースが多くなってきており、

「LINEスタンプ」×「カフェ」や「人気漫画NARUTO」×「ラーメン屋」など、日本のIPとのコラボ店の出店が上海で話題となりました。

 

中国での各メディアの性質とその活用方法

オープン初日は上海テレビ局、20社近いWebメディア(今日头条、腾讯新闻、新浪新闻)、

KOL・KOC(インフルエンサーの総称)による取材・写真撮影が行われました。

情報発信から一週間でトータル1,800万PVに達し、300万RMB(5000万円)以上の広告価値があると言われ、大きな話題となりました。

最近の中国での宣伝手法として主流になりつつあるのが、

「マスメディアの信頼性」×「Webメディアの拡散性」×「KOL・KOCのサービス体験共有」、この3つのメディアが

バランスよく組み合わさることで、大きな話題が生まれる。「J-TEA魔杰的茶」が正にこれを体現していると言えます。

この背景としてあるのは、虚偽情報が多く見られる中国においてユーザーの多くは、1つのメディアの情報を真に受けず、

複数メディアからの情報をもとに物事の真偽を確かめる傾向が強いからです。

つまり、

・テレビ局は視聴率は低いが、露出ハードルがWebよりも高く、信頼性が高い。

・Webメディアは閲覧数が多く拡散性が高いが、虚偽情報が混じっていることがある。

・KOL・KOCはユーザーが追体験できる情報が多い。

それぞれのメディアに対してユーザーはこのような心理を抱いているのです。

上海に来られた際は、是非一度この中国の今(流行)が凝縮されたと言える「J-TEA魔杰的茶」に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

店舗情報:

店舗名:J-TEA魔杰的茶(上海外滩店)

営業時間:10:00-18:00 (定休日:なし)

場所:南京東路139号(美伦大楼1F)